Buyer's Voice | 買い付けこぼれ話
お店に並ぶ商品を見つけてくる“バイヤー”というお仕事があります。
どんな業界でも(もちろんどんなお仕事でも)そうですが、並々ならぬ苦労とちょっとした楽しさがあります。
ここでは買い付けの時のエピソードなんかをご紹介します。
- ※このコーナーで記載されております入荷関連情報は掲載時のものとなり、継続性はございません
No.926:茨(イバラ)の道 PART1
今回の震災を受けて、アメリカの著名な経済学者サマーズ教授は、日本は貧乏な国になるだろうと発言しています。
私なりの解釈です。
一国の市場において、入ってくるお金の量と出て行くお金の量は等しいので、総供給=総需要となります。
経済学的には以下の恒等式になります。
国内生産+輸入 = 投資+消費+政府支出+輸出
震災及び電力不足により、国内生産は、減少します。
自粛経済により消費も減少し、放射能風評被害により輸出も減少します。 余震(ある程度治まるまで1年とも言われています)と福島原発の目処が立つまで、投資も減少するでしょう。政局の混乱で政府支出も期待できない。
完全な縮小経済です。
潜在的復興需要は存在します。でもその前にガレキを処理しなけらばならない。例えば、町役場が大雪のために除雪費用に多額の支出するような感じです。
失業保険などの給付も増大するでしょう。