帝国データバンク情報部部長が講師のＡＢＬ協会の勉強会に参加してきました。

過去の経験則から景気回復局面で企業の倒産件数は増加するというお話がありました。

要因として、過剰投資による過剰債務による倒産という説明がありました。

一方で、銀行幹部の方から、別の説の説明がありました。

景気回復というのは、大企業の業績が回復したという事である。景気後退期に下請けの中小企業が支払い条件を譲歩する
とか、コストカットに応じた結果として、大企業の業績が回復する。そしてその局面で中小企業が息切れして倒産するという事である。
過剰投資でなく運転資金ショートによる倒産。

なかなか普段聞けない議論なので勉強になります。なまなましい話もあり、固有名詞は忘れてくださいというお願いでした。