Buyer's Voice | 買い付けこぼれ話
お店に並ぶ商品を見つけてくる“バイヤー”というお仕事があります。
どんな業界でも(もちろんどんなお仕事でも)そうですが、並々ならぬ苦労とちょっとした楽しさがあります。
ここでは買い付けの時のエピソードなんかをご紹介します。
- ※このコーナーで記載されております入荷関連情報は掲載時のものとなり、継続性はございません
No.1534:閉店店舗の在庫流動化
5月に閉店した大手家具店のS県の店舗の在庫品の入札会が開催されました。
定価ベースで数億円です。膨大な在庫量を期日までに引き取る条件です。
いくつかの部門別の入札でしたが、全体の落札価格は簿価を下回ったのではないでしょうか。
日本政策投資銀行は、日本のABL(動産担保融資)の草分けです。
完全閉店は計画的に実行し、在庫は自社で処分して回収するのが通常です。
ABLが絡むと自社だけの意向で動けません。コベナンツしだいです。
中部のM社さんが一部落札されたようです。
ついに入札での在庫処分なんだあ。