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No.1806:総人口減少社会

日本の総人口は、2000年と2020年とで、ほぼ同じの1億2600万人でした。同期間の世界の総人口は60億から78億人になりました。アメリカも2億8000万人から3億3000万人に増加。

小売業のマーケット規模は人口がベースです。人口が増えていけば、マーケットシェアが同じでも売上は増加します。一方、人口が増えなかった日本では、20年間にわたり、前年と同額の売上が確保できればOKという状態になってしまった訳です。

そう、失われた20年の根本は日本の人口が増えないのに、世界では人口増が続いていたからでしょう。

そして、2030年の日本の総人口予測は、1億1600万人です。小売業のマーケットがシュリンクしていきます。前年と同額の売上を確保するには、マーケットシェアをあげなければなりません。

世界の総人口は2030年でも増加が続きます。
日本の小売業は、新規投資より投下資本の回収期と考え、2030年以降、さらに加速する日本総人口減少に備える必要があります。

迫力満点です。

掲載日:2023年6月12日

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