Buyer's Voice | 買い付けこぼれ話
お店に並ぶ商品を見つけてくる“バイヤー”というお仕事があります。
どんな業界でも(もちろんどんなお仕事でも)そうですが、並々ならぬ苦労とちょっとした楽しさがあります。
ここでは買い付けの時のエピソードなんかをご紹介します。
- ※このコーナーで記載されております入荷関連情報は掲載時のものとなり、継続性はございません
No.1825:物価の高い国
90年代半ばのアメリカでは、ファストフードの店などで、コーヒーは90セントで、おかわり自由でした。為替は1ドル100円くらい。3杯飲んでも90円です。
アメリカ人の友人が東京に遊びにきて、都心のホテルで待ち合わせました。早めにきた友人はホテルのカフェでコーヒーを注文。ウェイトレスさんに、おかわりはいかがですかと勧められ、3杯飲んでしまいました。会計を頼むとサービスチャージもついて、1杯1000円で、3杯で3000円。
おまえ、こんなに物価の高い国でよく暮らせるなと言われたのが懐かしいです。アメリカでは、今、おにぎり1個800円くらい。よくこんなに物価の高い国で暮らせますよね。