Buyer's Voice | 買い付けこぼれ話
お店に並ぶ商品を見つけてくる“バイヤー”というお仕事があります。
どんな業界でも(もちろんどんなお仕事でも)そうですが、並々ならぬ苦労とちょっとした楽しさがあります。
ここでは買い付けの時のエピソードなんかをご紹介します。
- ※このコーナーで記載されております入荷関連情報は掲載時のものとなり、継続性はございません
No.1854:自己責任と確率のマリアージュ
適当な造語は、これから妄想していきますが、令和の価値観は、自己責任と確率論の融合だと推理します。
AIの時代には、秘書がやりましたという言い訳は通じなくなるでしょう。全てのプロセスを記録していくAIの「あなたの判断です」という指摘に、人間は反論できません。令和の時代には、他人のせいにするのは不可能になっていきます。
相手が同意しましたと主張しても、無理やり言わされました、本意ではありませんと反論される世の中です。
一方で、まだまだ人知でコントロールできないことは多々あります。今日、雨が降ったというのは、「おまえのせいだ」というのは令和の時代でもナンセンスです。コインを投げて表がでるか裏がでるかは、自己責任ではありません。
神様は、表がでるか裏がでるかは、50対50であると、現世を設計されました。どっちがでるかは、誰の責任でもありません。
一方で、3回連続に表がでるという事にかける事もできます。当たっても外れても自己責任です。
そう、ベキ分布で、当たった人が勝ち組になります。正規分布で行動していれば、大きく負ける事はないかも知れませんが、大きく勝つ事も難しいでしょう。まあ、汗をかいた努力の量と成果が比例しない事は確かです。
「未来は全て確率次第であり、過去は全て自己責任」が令和の時代の価値観になると妄想しました〜