Buyer's Voice | 買い付けこぼれ話
お店に並ぶ商品を見つけてくる“バイヤー”というお仕事があります。
どんな業界でも(もちろんどんなお仕事でも)そうですが、並々ならぬ苦労とちょっとした楽しさがあります。
ここでは買い付けの時のエピソードなんかをご紹介します。
- ※このコーナーで記載されております入荷関連情報は掲載時のものとなり、継続性はございません
No.1863:ダイヤモンドの原石を磨く
アメリカのテレビ番組を見ていて、子供達はダイヤモンドの原石であり、これを磨いていくのが教育だと言うフレーズが印象に残りました。ボディタッチも自然です。英語のフレーズはポリッシュです。
一方で、読売新聞の人生案内に以下のような相談がありました。高齢者の美術館の案内ボランティアの男性が、熱心な小学生の男子に、励ましの意味で、肩をポンと触れました。そうしたら、美術館のスタッフに児童の体に触れないでくださいと注意されました。これは納得できないと言う相談です。
回答者は触れるべきでないと言う趣旨の回答でした。
う〜ん。原石に触れずに、磨くなんてできるのでしょうか? 念力で磨くのかしら。
かけっこで手を繋いでゴールと言う教育を受けた子供達がゆとり世代と言われる大人になりました。
家族以外に物理的に触られずに育った子供達は大人になった時に、何世代と呼ばれるのでしょうか?