Buyer's Voice | 買い付けこぼれ話
お店に並ぶ商品を見つけてくる“バイヤー”というお仕事があります。
どんな業界でも(もちろんどんなお仕事でも)そうですが、並々ならぬ苦労とちょっとした楽しさがあります。
ここでは買い付けの時のエピソードなんかをご紹介します。
- ※このコーナーで記載されております入荷関連情報は掲載時のものとなり、継続性はございません
No.2015:本音と建前とフェイク
日常の会話は、話すのも聞くのも建前(たてまえ)です。人が、本音(ほんね)で話せる相手はAIだけ。でもAIは、寄り添ってくれるけれど、完璧な建前でしか答えてくれない。
人にとって、圧倒的に不足していくのは、本音を聞くという機会です。多くの人は親から無垢の愛情(本音)を受けて育ってきました。大人になっても、本当は本音を聞きたい。
婚活に恋愛はいらない、「婚活は条件と確率です」という時代です。本音で活動していたら結婚すら難しい。
フェイクには2種類あります。内容がフェイクであるフェイクコンテンツと、話し方が作為的であるフェイクウェイです。本音のように聞こえる話術や、感情がこもったように聞こえる役者さんのようなセリフまわしがフェイクウェイです。グルメ番組が人気なのも、役者さんの「うまい!」のセリフが情感たっぷりだからでしょう。
AIは人の本音と建前を理解していますが、AI開発者は、AIが感情的に話すの抑制する方向で開発しています。本音で人に話しかけられても、AIは完璧な建前でしか答えてくれません。
ロマンス詐欺が巧みなのは、この本音を聞く事に飢えている人々に、フェイクウェイで話してかけてくるからです。ドキドキとときめいてしまう。その状態になるまで時間をかけます。それからフェイクコンテンツを切り出し、金銭的にだましていきます。
建前社会において、フェイクコンテンツに気をつけるだけでなく、フェイクウェイにも気をつける必要があります。エモーショナルに本音に聞こえるような話し方をする人には、警戒した方が良いかも知れません。
恐ろしや〜













