Buyer's Voice | 買い付けこぼれ話
お店に並ぶ商品を見つけてくる“バイヤー”というお仕事があります。
どんな業界でも(もちろんどんなお仕事でも)そうですが、並々ならぬ苦労とちょっとした楽しさがあります。
ここでは買い付けの時のエピソードなんかをご紹介します。
- ※このコーナーで記載されております入荷関連情報は掲載時のものとなり、継続性はございません
No.2019:当事者間のトラブルの避け方
相手との言い争いを避けるために、第三者のせいにするのは良くある手法です。あなたは悪くない、私も悪くない、悪いのはアイツだ。あるいは、私もそう思うけど、上司がこう言ってるからしょうがないよね。
ただ、悪者にされた人が聞いたら、トラブルになります。最近の流行は、AIがこう言ってたとAIのせいにする。
自分のせいにされてもAIは、キズつきません。たぶん。
AIの発言は、統計と確率をベースとした完璧な客観性です。
親子喧嘩を娘さんがAIに相談して警察が介入する出来事がありました。まあ、年頃の娘がいるのに、家でお酒を飲む方が悪いという見方もありますが、誰も悪くないよねというコメンテーターが多かったようです。
ディスカッションする時に、予防的に「私の個人的な感想ですが」と前置きをするコメンテーターも多いです。良い悪いでなく、感想ですとするわけですね。それでも、そう考えてるんですねとレッテルを貼られるリスクはあります。AIのせいにしてしまえば、そのリスクもありません。
争いを避ける。客観性がメインストリームの時代です。美意識などの主観性こそが、これからの差別化になるとしても、ここで勝負するのは容易ではなさそうです。













