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No.723:ハイデッカーとサルトル

最近、哲学の本を読んでいます。

「存在する」とは何かを問いかけたハイデッカーは、死を自覚して、よりよく生きようと説きます。

一方、サルトルは、「実存は本質に先立つ」と説き、生まれて、その後に人格がつくられていくと説きます。

人間形成の道について、アプローチが死からか、生誕からかとまるで逆です。

最近気に入っているのは、ニーチェの「汝(なんじ)の運命を愛せよ」です。

掲載日:2009年7月26日

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